BUSINESS 事業紹介
Airline航空機装備品整備
着陸から離陸までの安全を支える空と大地を繋ぐ縁の下の力持ち
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1.航空機整備部
当社では旅客機、小型機、回転翼機(ヘリコプター)などの主に足回りの整備を行っております。
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2.主取扱品目
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- AWheel & Tire Assembly
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- BBrake Assembly
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3.航空機装備品の整備とは
航空機に取り付ける主要な部品を装備品と言います。取り付けることができる装備品の修理については航空法において厳格なルールが設けられています。
当社ではその航空法に則り国土交通省航空局の認定事業場の資格を取得し、昭和43年全日本空輸株式会社からの油圧アクチュエーター整備受注を皮切りに、V-107型機,YS-11型機,A300型機,F-15J型機,E-2型機の装備品等を受注。
現在では多くの航空会社より油圧・電装関係部品並びに各種ホイール及びブレーキの整備を受注しています。
航空機の足回りの整備とは、単にすり減ったタイヤを交換するだけではなく、以下の様な非破壊検査を行い、見た目だけでは判らない様な不具合も徹底的に排除し、品質を確かなものにしています。
【非破壊検査】
- 浸透探傷検査 材料表面に発生したヒビに浸透液を浸透させ、毛細管現象並びに知覚現象を利用し、欠陥部分を発見します。
- 磁粉探傷検査 試験体を磁化し、磁粉を撒くと微小磁石となって欠陥部の磁極に付着することで、欠陥部分を発見します。
- 超音波探傷検査 パルス発信機から発生した超音波パルスが内部の欠陥に反射され、反射波が探触子に受信されて欠陥部の位置、大きさの程度を確認できます。
- 渦電流探傷検査 材料に誘起される渦電流がヒビによって変化する性質を利用して欠陥部分を発見します。
いずれの検査も国際的な非破壊検査規格であるNAS410に基づき、確りとした品質保証体制の元、検査を行っております。
空を飛ぶことに特化した航空機で、地面と接触する唯一の部分であるタイヤを中心とした整備は、航空機の縁の下の力持ちと言っても過言ではありません。
世界の航空機の離着陸の瞬間を当社はこれからも支えてまいります。