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入社式が行われました

2024.04.01

2024年も3名の新人が入社しました。

当日は入社辞令交付式を行い、新入社員それぞれに新社会人として、また、これから当社で働くにあたっての意気込みを語ってもらいました!

以下、社長より新入社員にむけた挨拶文です。

新入社員の皆さま、ご入社おめでとうございます。多摩川スカイプレシジョンを代表しまして、心より歓迎申し上げます。
皆さまの学生生活はいかがでしたでしょうか?コロナ禍のころは、外に出るのもままならず、
大変な日々を送っておられたのではないかと思います。
日本の経済も従来の動きを取り戻し、大きく回復しています。
かつての忙しい日々が戻り、気が付くと、コロナ禍の出来事をすっかり忘れてしまっている自分がいます。
最近は、ウクライナ紛争、中東情勢、中国との関係等に象徴されるリスクの高まりや、
脱炭素・AI 等の構造変化も大きく、これらの非連続な変化が今後の先の予測を大変難しくしています。
我々も、お客さまである航空会社やメーカーさまの動向により大きな影響を受けるため、
こういった環境変化をしっかり捉えておく必要があります。皆さまが当社の一員になるにあたり、私からはお願いをさせていただきます。
それは安全を守り、その責任を果たす、真のプロフェッショナルになっていただきたい、ということです。
皆さまには航空機の安全上とても重要なホイールやブレーキの整備を担当していただきます。
いくら飛行機の安全技術や操縦技術が向上しても、最初と最後は離着陸という大きなポイントがあり、
その最終的な安全を担うのが仕事です。
お正月早々に大変な航空機事故がありました。
直接原因は別ですが、ホイールやブレーキに問題があったことを想像してください。
同じように機体の壊滅的な損傷につながる可能性があるということを是非認識していただきたいと思います。
航空の仕事は、航空会社のみならず、航空機や部品メーカー、整備会社、監督官庁等、
それぞれのプロフェッショナルが役割を果たすことで、安全運航が成り立っています。
いかなる仕事もそれが一つでも、欠けると、飛行機は安全に飛ぶことができません。
「安全を守り、その責任を果たす、真のプロフェッショナル」、この言葉をよく覚えておいてください。
そのためにはどうするか? まず、皆さんには2点お願いしたいと思います。1.基本を徹底的に身に着けること。
航空の世界は規定やマニュアルにルールが細かく規定されているのは、学校で勉強されたと思います。
その中には単純なものも含まれますが、「基本を軽視する人は絶対に成長しない」と私は思います。
これは若い方、今だからできることです、単純だと思ってもそれを愚直に何回も実行すること、
それを忘れないでください。

2.鵜呑みにしないで、意味や目的を考えること。
それが何故なのか?常に考え、分からなければ先輩に聞いていただきたい。
何故なのか?という問いはとても重要です、
鵜呑みにしないでしつこく考える、その癖をつけていただきたいと思います。
基本はとても重要ですが、その意味や目的を理解することで、初めて自分のものとなります。
学校では知識を詰め込めばよかったかもしれませんが、実社会では大きく異なります。
基本作業やその意味を理解している人、理解していない人では5年、10年すると大きな差になってきます。
まったく応用が効かないのですね。これは将来どんな仕事をするにしても、です。

さて、我々の親会社の多摩川精機(本社:飯田、飯田はアルプスに囲まれたとてもきれいなところです)は、
角度センサー、ジャイロ、サーボモーターなど、幅広い精密部品を開発し、
ロボット、工作機械、航空機、防衛機器、鉄道などのメーカーに販売する技術開発企業です。
我々は、多摩川精機グループの一員として、木更津以外にも、飯田に事業所があり、
航空、輸送、産業・防衛機器等の分野で広く活躍していますし、今後もチャレンジしていきます。
皆さまには、その一翼を是非に担ってもらいたい。大変期待しています!
皆さまのご活躍と、お一人お一人の輝かしい未来を祈念し、私からの挨拶とさせていただきます。
本日はおめでとうございます。

来年度も新入社員を採用予定です。よろしくお願いいたします。

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